

最近読んだ本で、少し涙ぐみました・・・ビジネス界では有名な実話らしいですが・・・
中国の山深い奥地で、ビジネスで頑張ってる日本人が体験した話です。
かなり暑い中ジープで移動中、飲み水が無くなり、小さな村にたどり着くが、売店も無く、喉が渇いて
困っていると、スイカを頭に載せて歩いている少女を見かけ、「そのスイカ売ってください!」(ハイ、イイデスヨ。)と少女。 お金を出すと、(スイマセン!オツリアリマセン!チイサイオカネありませんか?)「これしか持ってません!」(スイマセン!)「おつりはいいから!そのスイカ売ってください!」(ソンナコトハデキマセン!アナタガ、ソンシマス!)「いいから、売ってください!」
少女は困った顔して、(そしたら、何か私にさせてください!)そして、(その靴を私に磨かせてください!)
皮靴は泥と埃塗れてました。彼は足元を覗きながら、「いやぁ~別にそれでよければ・・・・・・・」
少女は質素な布きれ一枚の衣服をしゃがんで、さーっと脱ぐと、ほとんど裸に、脱いだ衣服で、懸命に磨き始めました。そして、ピカピカになった皮靴を、彼に渡し、汚れた衣服をはおり、スイカを渡し、丁寧に何度も何度も謝々、謝々を繰り返した。ジープに乗って別れても、少女は何度も何度も、お辞儀をし、手を振り、バックミラーからその姿が消えるまで続いていたと・・・・・・
あんな少女が商売の大原則を身につけている・・・商売人は決して相手やお客さんに損をさせてはいけない!
そして、咄嗟の判断で何とかお客に損をさせないという素早い行動力そして、何より相手を思う気持ち・・・
彼はこの時の体験が晩年になってもずーと忘れられないと・・・・こんなに美味しいスイカはなかったと・・・
彼はこの体験後・・・・立派な実業家になったことは…言うまでもない。
「商売とは、絶対に相手に損をさせない事」
勉強になりました。
社長ブログに、お邪魔します。
先日、久し振りに10年前に、リフォームしたお客様宅へ伺いました。
内容は、火災報知機の設置と、トイレドアノブの取替え、ビルトインガスコンロの取替えといった営繕的な仕事でした。
とても懐かしく、当時の工事の光景が甦ってきました。
築35年位経った木造2階建ての住宅の東側半分を取り壊して、残存部分とジョイントし新設し修すといった大規模な工事でした。
職人さんたちと一緒に解体し、片付け、ほこりまみれになりながら1パーツ 1パーツをしっかりと施工していたこと、時には職人さんと喧嘩をしながら
「できない! イヤできる! やって下さい・・・=3」
などと無理難題をおしつけ、1つの妥協もなく、私は自分の設計した家を自信をもって仕上げていったのです。
しかし内心は ”本当は職人さんの言っていることの方が上手く施工がスムーズに運ぶのかも知れないナ?! 自分の判断が間違っているのかも知れないナ?!” などと思うことも正直ありました。
しかし、”お客様と約束した全てのことを守り抜きより良い住まいを完成させる!”
という信念は曲げてはいけないと、常に心に決めて工事を進めていたことが思い出されました。
伺ったその日、営繕工事を終え、お客様とお話をしていた時、
「加藤さんが設計してくれたこの家。すごく住みやすいんだよ!本当によかった。」
とのお言葉をいただきました。とても嬉しかったです。
あの10年前の自分の判断は正しかったと、10年後の今知ることが出来ました。
ありがとうございます。
短い時間で答えが分かる問題があることと、長い時間かけて答えが分かる問題とがあるのですね。
私たちの”建築” という仕事は、長い時間をかけて初めて良・否の答えがでるものなのかも知れないです。
”長い時間かけていい味の出る家”創っていきます。