

新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。
私共のお客様に趣味で能面を作られる方がいらっしゃいます。
それはそれは素人目ですが、見事な能面です。木の角材から彫り上げ、色塗りから、ナント髭まで
丁寧におつけしておられます。ちょいちょいお邪魔する度に作品が増えていますが、だいたい1年に
1面のペースらしいです。手にとって「凄いですねぇ~お上手ですねぇ~素晴らしいですねぇ~たまりません
ねぇ~」と、感心してますが、正直、能ののの字も詳しくありません。それでも、いつかは、さっぱりわからん
けど、一度は観てみたいと思っていました。
ところが、昨年末に、能ではなく狂言を観る機会に恵まれました。
豊田市に立派な能楽堂があるのは知ってましたが、まさかこの自分が行くとは・・・・・・・・・・・・
狂言の下調べをPCすると・・・・室町時代の吉本新喜劇!・・・・・わかりやすいですなぁ~
早速行きました、上方狂言の茂山一門でその頭は人間国宝の茂山千作さんとか~
今回はその弟さんの「福の神」とその長男と二男さんの「宗論」と「菌」の三曲でした。
「福の神」は・・・年の暮に神社にお参りした二人の男が「福は内」と豆をまいていると、いかにも縁起の良さ
そうな面を被った福の神が現れ、福の神がお神酒を二人の男に催促し、毎年参拝している彼らはその代りに
豊かになる方法を教えて下さいと、福の神は酔っ払いながら、歌でその秘訣を教えます・・・・・・・・・・
「元手は金ではなく心の持ちよう、早起きしなさい、慈悲の心を、夫婦円満、そして神にいやというほど酒を
供えたら、もっと豊かになりますよ」と、
最後に「福の神」のこの上なく高らかな笑い声が観ている観衆を幸せな気分にさせたことは言うまでもありませ
ん。
2009年この年はこの「福の神」の笑いをいつも思い出しながらふんばりたいものです。